秋眠 [雑文]
エアコンのない部屋で、夏の間はずっと窓を開け放して寝ていた。だいぶ涼しくなってはきたけれど、何となく習慣みたいにまだ開けたままで寝ている。たまに蒸し暑い日もあるけれど、そういう日でも夜には少し冷えるので、夏掛けを厚い布団に替えた。
夜明け前が一番冷え込むという。
朝起きた時、布団から腕や足を出すと敷布団のシーツがひんやりとして気持ちがいい。うつ伏せになって、顔をシーツにこすりつけたりしても気持ちがいい。
熱帯夜の寝苦しかった夜を思い返すと、今はとてもよく眠れるようになったのだと思う。暑かった頃は、それと意識していなかったけれど熟睡できていなかった気がする。それで起きていてもどこかだるい感じがした。食欲は落ちなかったけれど、それも夏バテだったのだろう。
寒くなって、朝布団から出られなくなる、というのとは違う。今は眠ることが気持ちよくて、ずっと眠っていたくて布団から出られない。
夜明け前が一番冷え込むという。
朝起きた時、布団から腕や足を出すと敷布団のシーツがひんやりとして気持ちがいい。うつ伏せになって、顔をシーツにこすりつけたりしても気持ちがいい。
熱帯夜の寝苦しかった夜を思い返すと、今はとてもよく眠れるようになったのだと思う。暑かった頃は、それと意識していなかったけれど熟睡できていなかった気がする。それで起きていてもどこかだるい感じがした。食欲は落ちなかったけれど、それも夏バテだったのだろう。
寒くなって、朝布団から出られなくなる、というのとは違う。今は眠ることが気持ちよくて、ずっと眠っていたくて布団から出られない。